こんにちは、元地方公務員のキキです。
私は、400万を元手に5,000万円まで資産を貯め、アーリーリタイア(FIRE)しました。
現在は株式投資での資産運用やSNS・ブログの執筆をメインで行っています。
最近、DMで「民間に転職したいが公務員の強みが分からない」という相談を寄せられました。
そこで今回は、「公務員から民間企業に転職するときに使える強み」を解説します。
- 公務員から民間に転職したいと考えてる人
- 公務員から民間に転職する自信がない人
どちらかに当てはまる人は、ぜひ読んでみてください。
民間への転職を希望する人のために書きました。
※本ページには、広告が含まれます
公務員の「強み」とは何か
公務員は転職しにくい職業と思われていますが、実はそんなことはありません。
実は、公務員は魅力的なスキルをたくさん持っています。
公務員の強みは次のとおりです。
- 着実な事務遂行能力
- 法律の基礎的理解
- 文書作成能力
- ExcelやWordなどのOfficeソフト操作
- 規律を守る勤務態度
- クレーマーなどへの対処能力
- 異動でつちかった幅広い業務への対応能力
あなたの得意な項目はありましたか?
ひとつひとつ解説していきますね。
公務員の業務は法令を遵守するため、とても細かくミスが許されないものです。
着実に丁寧に、最後まで仕事をやり遂げる。
具体的に、●●という事業を達成した/●●というイベントを企画し成功させた。
これだけでもかなり強力なアピールポイントになるでしょう。
公務員にとって法律は守るべき規範ですが、民間企業にとって法律は縛られるもので、それほど身近な存在ではありません。
法律や条例への基礎知識を持ち、補助金や助成金などの申請に強い人材は重宝されます。
ビジネス文書というのは意外に難しいもの。
主語や述語の対応、正しい”てにをは”、尊敬語や謙譲語などチェックすべき点がたくさんあります。
公務員であれば、文書作成においては問題なくこなせるでしょう。
公務員、とくに市役所のような地方公務員だと、ExcelやWordを使いこなすのは当然とされています。
得意な人であれば、Excelなら数式やピボットテーブル、マクロ機能。
Wordなら校正機能、宛名や差し込み印刷など。
民間では自社ソフトやシステムを使うことが多いため、Office系の操作であれば劣ることはないでしょう。
法令遵守で、組織の規律もしっかり守る公務員。
公務員特有の「まじめさ」「組織への忠誠度」を企業に対する安心感としてアピールしてもよいでしょう。
モンスタークレーマーへの対応は、官公署だけではなく民間企業でも急務になっています。
窓口経験が多い方なら、
「ハードクレーマーに毎日ねばり強く対応した」
「激昂していた客をなだめて最後は笑顔で帰ってもらった」
などのエピソードは、十分にアピールポイントになります。
「公務員のときと仕事が全く変わるけど大丈夫?」と面接で聞かれたとき。
「異動すると仕事が180度変わる」という公務員特有の経験が役に立つと思います。
異動した業務内容のギャップがあればあるほど、幅広い業務への対応能力がアピールできるでしょう。
民間であれ公務員であれ、指揮系統の中で働くのは変わりません。
基礎的な事務能力があって、言われたとおり仕事をこなせる人というのは、それだけで重宝されます。
実際、これらを満たす人材というのはなかなかいません。
自信をもってPRしたり面接に臨んだりしてください。
あなたが当たり前と思ってることでも、アピールの仕方で立派なPRポイントになるよ!
「弱み」も見せると信用される
人間は「強み」は見せたがるのに「弱み」はさらけ出したくないものです。
特に採用面接では、「強み」にこだわりすぎて「弱み」をおろそかにしがち。
私はむしろ「弱み」をしっかり把握している人の方こそ信用できると思います。
公務員の弱みとは何か?
それは「利益を上げなくていい」という一点につきます。
民間ではまず売上があり、そこから経費を差し引いたものが利益になります。
商品を売り上げるのも、経費を最小限にするのも大変な努力が要ります。
この点は、公務員が実感しにくい部分です。
したがって、以下のような流れで自分から弱みをさらけ出すことも一つの手です。
- 公務員時代は売上を気にしなくてよかった
- 利益を上げる経験がないことが自分の弱みだと感じている
- だからこそ利益の上げ方を精一杯学んで、御社の力になれるよう頑張りたい
このように弱みをしっかり把握して開示することで、面接担当者から「自己分析できているな」「正直な人物だな」と信用される可能性が高いでしょう。
弱みを見せることは心理学では「自己開示」といって、人と人の仲を深める効果があるよ。
採用担当は「人柄」を見ている
民間企業で採用担当をしている友人によると、面接で見ているのは以下のような点とのことです。
- 応募書類がわかりやすく書けているか
- 第一印象が良いか
- 社会人としてのマナーが備わっているか
- 企業研究をどの程度できているか
- 自社で長期間活躍してくれそうか
- 質問の意図を汲み取って回答できるか
- 話し方や言葉遣い
- 表情
要は「まともなやつかどうか」だそうです。
「一緒に働きたいか」を含めて、「人柄」を見るみたいだよ。
民間出身だから有利ということもないとのこと。
「公務員出身だから」と尻込みする必要もありません。
まず自分の市場価値を知ろう
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いきなり辞めるのは止めてください。
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まとめ:公務員の強みは多い
「公務員は民間では使えない」といわれますが、それは誤りです。
まじめでコツコツと業務に向き合う人材は、人手不足の昨今において貴重な存在。
優れた事務遂行能力をはじめとする公務員の数々の強みは、もっと誇っていいと思います。
同時に、「利益をあげなくていい環境で働いていた」という弱みを開示し、それをどう改善していくか、改善する強い意志があるかをアピールする。
そういう自己開示を通して「一緒に働きたいな」と面接官に思ってもらえれば、民間でも十分活躍できるでしょう。
まずは転職サイトで自分の市場価値を確認したうえで、有意義なキャリアアップを目指しましょう。
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