こんにちは！元地方公務員のキキだよ。
私はうつのとき、近くの漫画喫茶に通い詰めたことがあるよ。
いろいろな作品、たくさんの登場人物に触れることで、しんどい心が少し楽になった。
今回は、これまで読みまくった何百冊というマンガの中から「病んだ気持ちが癒やされる」選りすぐりの作品を5つ紹介するね。
SNSやネットのレビューでも「尊すぎる」と話題だよ！
『葬送のフリーレン』
『生きているということは誰かに知ってもらって覚えていてもらうことだ』
『ほんの少しでいい。誰かの人生を変えてあげればいい。きっとそれだけで十分なんだ』
魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー
魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは－
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは―
物語は“冒険の終わり”から始まる。
英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚（アフター）ファンタジー！（Amazon.co.jpより）
「人間のことを知るために旅をするエルフ」
「人間として生きることがよくわからなくなってしまった自分」
２つが重なって、理由もわからず涙がポロポロ出てきた。
ヒンメルの思いが他人に無関心だったフリーレンの気持ちを変えた。
やっぱり人の行動や思いには力がある。
人生があてのない旅だとしても、誰かの役に立ったり、少しでもプラスになることができたなら、生きるのも悪くないって思えた作品。
無力感に悩んでいる人に読んでほしいな。
 | 葬送のフリーレン（1） 山田 鐘人/アベ ツカサ 小学館 2020年08月18日 売り上げランキング :
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『海が走るエンドロール』
「”好き”は止められない」
「何かを始めるのに、年齢なんて関係ない」
65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。
そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。
海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。
自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと……。
心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!（Amazon.co.jpより）
「何かやりたいことがある人」「変わりたいけど動けずにいる人」にズシンと響くはず。
タイトルどおり海と映画がモチーフになっていて、押し寄せる波のように心をグワッと持っていかれる。
主人公は65歳のおばあちゃんだけど、抱える葛藤や不安は若者と変わらない。
勇気を持って舟を漕ぎ出した彼女を見守りながら、自分も動かなきゃという気分にさせてくれる作品。
『海が走るエンドロール』は、きっとあなたの背中を押してくれるよ。
| 海が走るエンドロール １/秋田書店/たらちねジョン | ||||
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『あさひなぐ』
「今この瞬間私が踏み出す一歩は、私だけのもの——」
二ツ坂高校一年、東島旭（とうじま・あさひ）、15歳。
中学まで美術部だった旭は、「薙刀は高校部活界のアメリカンドリーム！スポーツに縁のなかった人間でも全国にその名を轟かすことができる」といううたい文句に感激し、薙刀部に入部する。
痴漢を蹴りで撃退する強き女、あこがれの先輩、宮路真春（みやじ・まはる）、同じ一年生で剣道経験者の八十村将子（やそむら・しょうこ）と長身が悩みの紺野さくら（こんの・さくら）…旭と仲間達“なぎなたガールズ”の強く！楽しく！！美しい！！！物語が始まる－－（Amazon.co.jpより）
「女子高生のなぎなた部」を舞台にした今どき珍しいスポ根漫画。
高校生らしいほのかな恋愛やギャグもあって微笑ましい。
圧巻は、修行や試合のときの少女たちの真剣さとひたむきさ。
鳥肌が立ちっぱなしのモノローグは絶対に見るべき。
主人公だけじゃなく、脇役もエグいほど心に刺さるセリフがある。
いつしか忘れてしまった熱い気持ちや挑戦心を取り戻したい人に届いてほしい傑作。完結済み。
『あさひなぐ』は名言・名シーン続出！見るだけでゾクゾクするよ。
『よふかしのうた』
「夜ってすごい」
「ただ歩いてるだけで楽しいんだ」
『だがしかし』コトヤマ待望の最新作！！
恋と青春は、夜に生まれる―
さあ、たのしい夜ふかしの時間だ！
不眠が続く中2・夜守コウは、初めて一人外に出た夜、美しい吸血鬼・七草ナズナと出会う。
「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ。少年」
彼女との二人きりの夜ふかしが
コウの運命を大きく変えていく―
「これは、僕が、七草ナズナに恋をするための物語だ」
眠れない夜を過ごす全ての人へ贈る―
真夜中のボーイ・ミーツ・ガール！
連載開始から超絶大反響！！
ふたり たのし よふかし ラブストーリー開幕！！（Amazon.co.jpより）
不眠の中学生が夜ふかし中に吸血鬼と出会い、友情と愛情を築いていく物語。
うつのとき、眠れない夜が続いて苦しかった。
それで人目が気にならない夜に出歩いてみたら、案外心地よかったのを思い出す。
夜ふかしは、他人から見ると不健全なもの。
でも、そうやって自分を取り戻したり、友達の大切さに気づいていくんだよね。
同じような毎日の繰り返しにちょっと疲れてる人には刺さるはず！
“リベンジ夜ふかし”がやめられない人にもおすすめだよ！
| よふかしのうた １/小学館/コトヤマ | ||||
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『スキップとローファー』
「私はきっと この場所を好きになります」
岩倉美津未、今日から東京の高校生！
入学を機に地方から上京した彼女は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。
そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ！
だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていくのです！（Amazon.co.jpより）
石川県の田舎から上京した女子高生の物語。
総務省官僚を目指す素直で少しドジな主人公が、クラスメイトと少しずつ絆を深めていく。
ささいなセリフでキュンとしたりチクチクしたり。
読後はホンワカした気分になれる、まさに青春作品の決定版。
登場人物が全員愛おしい！いつまでも読んでいたい！
| スキップとローファー １/講談社/高松美咲 | ||||
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まとめと補足：アニメ療法
気になった作品は見つかったかな？
抑うつ、不安、引きこもりといったメンタル不調に悩む人の心を「アニメ」「マンガ」などでケアする治療法を『アニメ療法』というんだって。
作品の世界に没入することによって物事の捉え方や行動が変わっていくそう。
私、知らないうちに「アニメ療法」を実践していたんだね。
アニメ療法は、つらくもないし一人でもできるので、心がしんどい人はぜひ試してほしいな。
| アニメ療法 心をケアするエンターテインメント/光文社/パントー・フランチェスコ | ||||
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Xでは「病んでも読める漫画」→ #キキの病み漫画 というハッシュタグを付けて投稿してるよ。
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