こんにちは、元地方公務員のキキです。
私は現役時代、上司のパワハラにより「うつ」で2回も休職しました。
メンタルクリニックへも3年以上通っています。
あなたの通院歴はどれくらいですか?
病院に長く通っていると、診察代やお薬代も大きな負担になりますよね。
そんなとき「自立支援医療」という制度を利用すると、医療費を大幅に減らすことができるんです。
そんな都合のいい話があるの?と疑うのも無理はありません。
私もこの制度を使い始めたのは最近だから。
「もっと早く利用していればよかった」と悔やんでいます。
今回は、自立支援医療制度の紹介と申請の仕方を実体験に基づいてアドバイスします。
月々のメンクリ代やお薬代をなんとか抑えたい人の参考になれば幸いです。

制度を活用したら、医療費がすごく下がったよ!
自立支援医療(精神)制度とは
自立支援医療制度は、心身の障害を除去・軽減するための医療について、医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度です。
簡単にいうと、うつ病などで通う病院窓口の自己負担分が「3割」が「1割」になります。
精神科・心療内科のほかに、抗うつ薬を処方する薬局の代金も対象になります。
また、症状が「重度かつ継続」と認められれば、月々の上限額が「5千円~1万円」などに抑えられます。
非課税世帯などはもっと優遇されます。
また、対象者は3種類ありますが、ここでは「精神通院医療」に該当する人について解説しています。

対象となる治療
向精神薬の処方や、精神科デイケア等が「精神通院医療」の治療に該当します。
例えばメンクリ代3,000円(3割負担)が1,000円(1割負担)に。
お薬代が21,000円(3割負担)が5,000円(上限額)に軽減されます。

3割から1割への軽減は助かるよね!
まずはお医者さんに相談
まずは精神科や心療内科で主治医に「自立支援医療を受けたいので診断書を書いてほしい」と相談しましょう。
うつ病などで、長期の治療が必要な場合は診断書を書いてもらえるはずです。
無事に診断書がもらえたら、次は役所へ向かいます。
申請の方法(役所)
自立支援医療(精神)制度を利用したい人は、お住いの自治体名と合わせて検索してみてください。
福祉課などの担当課が書いてあるはずです。
できれば自治体のホームページから、事前に必要な書類をチェックしておきましょう。
担当課の窓口へ行き、申請書を書いて、必要書類を提出しましょう。
私の自治体では下記のものが必要でした。
- 申請書
- 医師の診断書
- 健康保険証(資格証明書)
- マイナンバーがわかるもの
病院と薬局を指定する
自立支援医療(精神)は、どこの病院でも使えるものではありません。
申請時に、通院する病院と薬局を指定します。
基本的にはその医療機関でのみ、割引されるようになります。
受給者証が来るまで待つ
申請が受理されると、そのコピーをもらえます。
コピーを見せることで、その日から病院・薬局での1割負担が適用されます!
受給者証が郵送などで届いたら、コピーではなく原本を提示します。
また、受給者証の新規発行は、長ければ数か月かかる場合があります。

私の場合は、約2か月で受給者証が届いたよ!
まとめ
自立支援医療(精神)は、うつ病などを患う人を対象とした治療費の軽減制度です。
うつでメンタルクリニックに通っている人は、自分が対象者になるか主治医に相談してみましょう。
診断書を書いてもらえば、役所の窓口で手続きすることで受給者証がもらえます。
受給者証が来るまでは、受理済み申請書のコピーでも同等の軽減が受けられます。
メンクリの治療費だけでなく、薬局の抗うつ薬代も対象。
医療費が3割から1割に大幅に軽減されます!
ぜひ利用して、治療中の金銭的な不安を和らげる一助にしてみてください。

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