「公務員の早期退職」ベストタイミングは?自己都合退職のデメリットは?

こんにちは、元地方公務員のキキです。

私は、上司のパワハラでうつになり、早期退職することになりました。

今回は同じように退職を考えている方のために、いつ退職するのがもっとも有利なのかを解説していきます。

キキ(管理人)
キキ(管理人)

公務員を辞めたい人の参考になればうれしいな。

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ベストは「3月末」(年度末)

もっとも有利なのが、3月31日です。

公務員の退職は、年度末がベストです。

理由は以下のとおり。

年度末がベストタイミングの理由

・異動と引き継ぎがスムーズに行えるから

・退職手当の算定に有利だから

・転職する際にも有利だから

異動と引き継ぎがスムーズに行えるから

ちょうど年度の区切りということで、異動がスムーズに行えます。

人事課は、あなたがいなくなったポジションに後任を入れることもできます。

あなたも、通常の異動と同じように、後任に引き継ぎをスムーズにすることができます。

辞める方と辞められる方、どちらも角が立たないのが年度末退職です。

退職手当の算定に有利だから

公務員の退職手当は、1年単位で計算されます。

規則や条例によりますが、端数(1~11月か月)は切り捨て。

または、6か月以上勤務した場合は切り上げというところもあります。

1年算定するかしないかで数十万もらえる額が違うことも。

3月末であれば、間違いなく1年と計算されますので有利です。

退職手当の割増加算(10年以上、15年以上、20年以上など)の計算にも勤務年数が使われます。

東京都市職員職員のように、「1年毎」に割増の調整額がアップする例もあります。

割増加算(調整額)の点からも、やはり年度末退職が有利です。

転職する際にも有利だから

あなたが転職するときも年度末退職が好ましいでしょう。

年度途中での退職だと「なにか問題を起こしたのでは」「途中で仕事を投げ出したのでは」と誤解を受けかねません。

よほどいい条件の内定をもらっていない限り、年度末以外の退職は避けるべきでしょう。

次点で「6月末」と「12月末」(ボーナス月)

次に有利なのが、6月30日と12月31日です。

理由は以下のとおり。

6月末・12月末がベターなタイミングの理由

・ボーナスをもらえるから

・四半期の区切りでキリがいいから

ボーナスをもらえるから

公務員の夏と冬のボーナス(期末手当・勤勉手当)が支給されてから辞めます。

公務員のボーナスの平均支給額は約80万円ですから、もらわずに辞めるのは惜しい金額。

少なくても支給の基準日までは在籍するようにしておくのが有利です。

また、退職金の計算で「在籍6か月以上で1年切り上げ」の場合、6月末退職より12月末退職のほうが1年加算されるため有利です。

四半期の区切りでキリがいいから

6月と12月は民間の四半期(決算など)にあたり、区切りとしてキリがいいです。

このタイミングで、社員の退社や採用を行うところもあります。

したがって、転職などを考えている方は、会社の都合を優先して退職を考えるのもいいでしょう。

年度途中で辞めることになっても、相手方の都合に合わせた形になります。

自己都合退職のデメリット

「自己都合退職」の場合、退職金に影響が出る場合があります。

逆に「勧奨退職」「早期退職」制度などを利用した場合、割増される場合もあります。

勧奨退職が使える年齢なら、必ず利用するようにしましょう。

キキ(管理人)
キキ(管理人)

退職金の計算については、地方自治体や機関などによってかなり差があるよ。

必ず自分の所属する団体の条例や組合規則などを確認しよう。

まとめ

  • 公務員の退職は3月末(年度末)がベスト
  • 異動と引き継ぎがスムーズに行える
  • 退職手当の算定に有利
  • 転職する際に有利

いかがでしたか。

このとおり、年度末まで勤務してから退職するのがベストといえます。

特別な理由がない限りは、3月末まで何とか業務を乗り切りましょう。

自己都合退職に関してはデメリットもありますが、状況によって仕方

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キキ(管理人)
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キキ(管理人)
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