こんにちは!元地方公務員のキキだよ。
私はうつのとき、近くの漫画喫茶に通い詰めたことがあるよ。
いろいろな作品、たくさんの登場人物に触れることで、しんどい心が少し楽になったんだ。
今回はいままで読みまくった何百冊というマンガの中から、「歴史のロマンに胸が踊る」選りすぐりの作品を3つ紹介するね。
ネットやブックレビューでも「スケールが壮大すぎる」と話題だよ!
『ヒストリエ』
『文化が違う!!』
舞台は紀元前。奴隷の身分にありながら、豊かな教養と観察眼、判断力、そしてそれらを駆使して行動を起こす度胸を兼ね備えた、不思議な青年・エウメネスがいた。
あの偉大なる哲学者・アリストテレスの逃亡を助けたりしながら、彼が目指していたのは、「故郷」と呼ぶカルディアの街……。
のちにアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの、波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作が登場!(Amazon.co.jpより)
主人公・エウメネスほか当時の人物がいきいきとしていて、まるで映画を観ているよう。
ぽんぽんとテンポよく読めるのに、内容はギッシリ詰まってる。
壮大なストーリーに胸が躍る歴史大作だよ。
数年に1冊しか出ないから新刊が待ち遠しい!
『キングダム』
『俺は本気でそういう将軍になりたいと思ってる』
時は紀元前――。
いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。
苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す!!
2013年、第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞!(Amazon.co.jpより)
『キングダム』は、下僕という最底辺の身分だった少年・信が「天下の大将軍になる」という夢を果たすために戦い続ける古代中国の春秋戦国時代末期を描いた歴史大作だよ。
後の秦の始皇帝となる政のもと、数々の困難や宿敵を打ち破る主人公の姿が「熱すぎる」「スケールが壮大」と話題に。
映画化やアニメ化もされていて、国民的な人気を得ているよ。
魅力はなんといっても主人公の信念を曲げずに進み続けるところ。
絶望的なときも、けっして諦めずに仲間と一緒に道を切り開く。
仲間思いで、部下を見捨てないところもジンと胸が熱くなるよ。
窮地を切り開いていく主人公の姿に、思わず手に汗握るよ!
『チ。―地球の運動について―』
「不正解は無意味を意味しない。」
動かせ 歴史を 心を 運命を ――星を。
舞台は15世紀のヨーロッパ。
異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代。
主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。
合理性を最も重んじるラファウにとってもそれは当然の選択であり、合理性に従っている限り世界は“チョロい”はずだった。
しかし、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった―(Amazon.co.jpより)
天動説が支配する世界に抗い、地動説を信じて追求する人たちの物語だよ。
命を捨てても、世界を敵に回しても、真実を追い求める熱い主人公たち。
たとえ、その先に悲劇が待っていようとも。
信念を曲げずに貫き通すことの難しさと尊さを教えてくれる作品だよ。
何かと戦い続けている人には勇気づけられる傑作だと思う。完結済み。
真理に命を懸けた人たちのおかげで、いまの科学や技術があるんだろうな。
まとめと補足:アニメ療法
気になった作品は見つかったかな?
抑うつ、不安、引きこもりといったメンタル不調に悩む人の心を「アニメ」「マンガ」などでケアする治療法を『アニメ療法』というんだって。
作品の世界に没入することによって物事の捉え方や行動が変わっていくそう。
私、知らないうちに「アニメ療法」を実践していたんだね。
アニメ療法は、つらくもないし一人でもできるので、心がしんどい人はぜひ試してほしいな。
Xでは「病んでも読める漫画」→ #キキの病み漫画 というハッシュタグを付けて投稿してるよ。
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