こんにちは、元地方公務員のキキです。
私は、400万を元手に5,000万円まで資産を貯め、アーリーリタイア(FIRE)しました。
現在は株式投資での資産運用やSNS・ブログの執筆をメインで行っています。
今回は、「公務員を辞めた日、どんな気持ちだったか」を振り返りたいと思います。
- 公務員を辞めたいと考えている人
- 公務員から民間に転職したいと考えている人
どちらかに当てはまる人は、ぜひ読んでみてください。
20年勤めた市役所を辞めたときの素直な気持ちだよ。
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公務員を辞めた日
雑多な手続きや片付けを怒涛のようにすませ、ようやく落ち着いたのが夜の8時。
誰もいない職場で、一人電気を消す私。
オフィスを振り返ると、不思議なことに、遠い世界を見ている感じがしました。
「もうここは私の居場所じゃない」。
どこかでもう気持ちは切り替わっていたのかもしれません。
荷物を抱えて車に運び込みんだあと、もう一度庁舎を振り返ります。
自然と出る、大きな大きなため息。
続けてすさまじい疲労感が襲ってきました。
肩やヒザから力が抜け、よろめく私。
車にもたれかかりながら、そこでようやく、ああ、終わったんだなという安堵感が胸のあたりから込み上げてきました。
「肩の荷が下りる」っていいますよね。
まさにそれ。
公務員という肩書は、とてつもないプレッシャーだったんだなと実感しました。
一晩寝て、ぼーっとしたまま朝を迎えました。
辞める前は「退職したら解放感でめちゃくちゃハイになる」と思っていた私。
いざ辞めてみると「無になった」感覚でした。
まあ実際、「無職になった」わけですけど。
「何者でもない自分」。
「どこにも所属していない自分」。
考えてみれば、こういう無の状態になるのは生まれてはじめてかもしれません。
公務員はご存じのとおり、安定した職業。
失うのが怖くない、といえば嘘になります。
無職になるのは怖いです。
収入が途絶えるのは怖いです。
ただ私は、病気を抱えたまま市職員を続けて身体を壊したり、プライベートの時間の多くを失ったりすることのほうが怖かった。
だから、公務員を辞めるという道を選びました。
タイミングよく、FIREできるほどの資産ができたのは幸運だったといえます。
公務員を辞めるなんて、もったいない ~パワハラ休職からFIREまでの経緯~もし資産という後ろ盾がなければ、無職になるという恐怖感のほうが上回ったと思います。
資産形成はしておいて良かったとあらためて感じました。
心と懐の余裕は大事。
こちらの記事もぜひ読んでみてください。
FIRE後の生活
私は現在、株の資産運用をしたりブログの執筆をしたりしています。
株についてはここ3か月絶好調でしたが、こんなラッキーゾーンがいつまでも続くわけないと冷めた目で見てもいます。
たぶんそのうち利益をふっとばしそうな予感。
リスク資産の割合を減らして、少し防御力を高めておきたいと思います。
いつまでもあると思うな親とカネ。
市場は厳しいので、勝ってるときこそ気を引き締めなければなりません。
当面は、20年酷使した身体をゆっくり休めたいと思っています。
ただ、1日ずっと休んでいると逆に疲れるんですよね。
休職経験のある方ならわかるはず。
なにかやることがあった方が精神的にも健全です。
なので、資格の勉強を休養の合間に入れています。
資格勉強のいいところは、転職時のアピールポイントになるところ。
そしてなにより、新しい世界を知ることができるのが楽しいですね。
学校にいかなくても、家でテキストで十分勉強できています!
「次」を見据える
いったんFIREした身ですが、転職自体は視野に入れています。
条件のいい就職先があれば、働くに越したことはありません。
だって社会保険料も年金も税金も高いですから。
問題は、公務員を辞めたアラフォーにいい就職先があるかどうか。
ハローワークでの求人は経験上、いいものがないのを知っているのでパス。
というわけで、転職サイトに登録してみることにしてみました。
まずは実績のあるところから。
「自分の市場価値はどれくらいか」の確認は大事だなと。
自分の市場価値がわからないと、大幅に年収が下がったり、ブラック企業に転職することになりかねない。
本当は辞める前にやればよかったのだろうけど、後悔先に立たず。
これを読んでる人は、私のように後悔しないよう、先に会員登録だけでもしておいてください。
早ければ早いほど、大きなアドバンテージになるはず。
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まとめ:公務員を辞めても人生は続く
当たり前だけど、公務員を辞めても、そこからの人生のほうが長いんだよね。
今はFIREして資産的に少し余裕があるけど、絶対じゃない。
資産の下落や病気や家族の介護など、いろいろな事態がこれから待っているはず。
とりあえず休養はするけれど、並行して資格の勉強や転職の準備も進めていかなかきゃ。
今はそんなふうに考えています。
もし同じような立場の人がいたら、一緒に頑張りましょうね。
まずは転職サイトで自分の市場価値を確認してみて、有意義なキャリアアップを目指しましょう。
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